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『ハンガー・ゲーム』中高生が見る夢は、ポップスターの革命家

『ハンガー・ゲーム』中高生が見る夢は、ポップスターの革命家

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 子供のころに夢想する大人になった自分は、どんな姿だったろうか?テレビに毎日登場するスーパースターか。フィールドを駆け回るスポーツ選手か。事業を興して大成功を納める実業家か。


 しかし、成長するにしたがい社会のしくみが見えてきて、自分がそれらのどれにもなれないであろう事を実感し、しかしその現実を受け入れられずに七転八倒するのが、思春期を迎えた中高生たちだ。そんな中高生たちの不安たっぷりな心持ちに浸透したのが『ハンガー・ゲーム』(12)である。


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ヤング・アダルト小説



 映画『ハンガー・ゲーム』は「ヤング・アダルト小説」に区分される原作のヒットにより、映像化された作品だ。


 ヤング・アダルト小説とは中高生をターゲットとした小説の総称である。古くから中高生向けの小説は存在していたが「ヤング・アダルト」と区分され勃興したのは、ハリー・ポッターシリーズのヒットで小説を読む習慣がついた子供達が中高生になり、年齢相応の物語を求めた需要に対して各出版社が応え、多くの作品が生まれたためだと言われている。



 そんな背景からかヤング・アダルト小説には『メイズ・ランナー』シリーズ、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズ、『トワイライト』シリーズなどを代表とする、10代の主人公が精神的に成長していく様子と平行に、恋愛をしながらマジカルでファンタジックな戦いを繰り広げる。といったものが多い。


 ただ、純然たる学園ものや、人種差別に直面した若者の苦悩の物語もあったり、ジャンルは多岐に渡っている。日本の「涼宮ハルヒの憂鬱」もアメリカでは「The Melancholy of Haruhi Suzumiya」のタイトルでヤング・アダルト小説に区分されている。


 そんなヤング・アダルト作品群の中でも、人気面で飛び抜けていたのが『ハンガー・ゲーム』なのである。



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