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大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード』全9作品を勝手にランキング!サーガの終わりと新たな始まりが見えてきた! ※注!ネタバレ含みます。

(c)Photofest / Getty Images

大ヒットシリーズ『ワイルド・スピード』全9作品を勝手にランキング!サーガの終わりと新たな始まりが見えてきた! ※注!ネタバレ含みます。

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第8位:『ワイルド・スピードX2』(03) 監督:ジョン・シングルトン 108分


大人の事情が見え隠れするワイスピ版「マイアミ・バイス」


ヴィン・ディーゼルは「前作と繋がりのない雑な脚本に嫌気がさした」とコメントしているが、とにかく主演スターのひとりが2,500万ドルのギャラを蹴って降板してしまった第二作。その後は「脚本はダメでも、ファンのために最良のものにする努力をすべきだったかも知れない」と反省も口にしているが、明らかに当時のディーゼルの気持ちは『トリプルX』(02)や『リディック』(04)に向いていた。


結果としてブライアン役のポール・ウォーカーの単独主演となり、今度はマイアミで麻薬組織に潜入捜査するという、ある意味で毎回リセットされるタイプの昔ながらのシリーズものっぽいエピソードになった。それこそがまさにディーゼルが不満に思った部分でもあるのだが、原色がきらめくマイアミでの潜入捜査はどこか気楽なトーンで貫かれていて、なかなかに可愛らしい作品になっている。


最近のシリーズでの臆病者扱いを思えば信じがたいが、ドミニク不在の穴を埋めるべく投入されたのがタイリース・ギブソン扮するローマン。ブライアンとは一度決別した幼なじみという設定で、ふたりが友情を取り戻すまでのバディムービーがちゃんと成立している。ちなみにラッパーのリュダクリス扮する調達屋テズ役も本作が初登場だ。


監督のジョン・シングルトンはストリートギャングが闊歩するロサンゼルスのサウスセントラル地区に育ち、実体験をベースにした『ボーイズン・ザ・フッド』(91)でデビュー。『ワイルド・スピード』一作目を観てこれは自分が知っている世界だと感じたという。ところが舞台はアメリカ大陸を挟んだ反対側のマイアミで、生々しいストリート感があまり感じられないのは惜しい。


世評もあまり高くないが、シリーズものとしてこういう肩肘張らない方向性もあったかも知れないという意味で、再評価されていいのではないだろうか。


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