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映画祭受賞作を続々と配給! NEONのオススメ映画10選

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映画祭受賞作を続々と配給! NEONのオススメ映画10選

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1.『シンクロナイズドモンスター』(16) 監督:ナチョ・ビガロンド




NEONが初めて手掛けた劇場映画は、ジャンル分け不可能な何とも珍妙な映画だった。あのアン・ハサウェイが製作総指揮・主演を務め、人生どん詰まりの飲んだくれの女性に扮している。だがこの女性、韓国・ソウルに出現した謎の怪獣と動きがシンクロしていて……。という、コメディやSF、ファンタジー要素がごった煮の1本。まさにNEONらしい、作家性が非常に濃い映画になっている。


転落人生を歩む主人公と、女性を見下したり、管理しようとする男たちとの対決が、怪獣VSロボットの構造で描かれるという体裁になっており、怪獣映画というよりは寓話的な要素をはらんだ本作。クセが強い作品のため、観る人を選ぶ内容ではあれど、その後のNEONの躍進を見るに、この作品が果たした意義と価値は、いまや公開時とは大きく異なったものであるといえるかもしれない。そして何より、一度観ると、その後も記憶にこびりつく不思議な魅力がある。


ちなみにNEONはこの時期『マッドタウン』(16)、『イングリッド -ネットストーカーの女-』(17)、後に『17歳の瞳に映る世界』(20)を手掛けるエリザ・ヒットマン監督作『ブルックリンの片隅で』(17)等を配給した。


あわせて読みたい:「怪獣」って何か説明できる!?『シンクロナイズドモンスター』でたどる怪獣映画の真意とは?

 




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