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映画祭受賞作を続々と配給! NEONのオススメ映画10選

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映画祭受賞作を続々と配給! NEONのオススメ映画10選

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7.『パラサイト 半地下の家族』(19) 監督:ポン・ジュノ




第72回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝き、第92回アカデミー賞では、作品・監督・脚本・編集・美術・国際長編映画賞と6部門で候補入り。その後、作品賞・監督賞を含む4部門で見事オスカーを獲得した“時代を変えた”1本。史上初尽くしの本作の成功によって、NEONの名は世界的に知られたといってもいい。今日まで続く「国際映画祭の受賞作・話題作をアメリカで配給する」NEONブランドは、ここに確立した。


本作は、現代の韓国を舞台に、裕福な家族と貧乏な家族の運命が交錯していくさまをシニカルに描いた物語。貧乏な家族は、身分を詐称して裕福な家族の家庭教師や使用人として一人ずつ“寄生”していく。それだけであれば、一種の痛快劇なのだが、重要なのはここから先。金持ちに取り入り、リッチな生活を束の間経験した貧乏家族は、自分たちと彼らを分ける“超えられない何か”に気付いてしまう……。「貧困」というテーマを“におい”を含めてえぐり出し、国や文化、年齢や性別を超えて人々の心に爪痕を残した。


日本でも興行収入47億円超の大ヒットを記録した本作。現在の韓国コンテンツの人気を形成した中核であり、この先も、永く語り継がれる作品になっていくことだろう。


あわせて読みたい:『パラサイト 半地下の家族』この滑稽さを笑えない――現代の“格差”に寄生した傑作





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