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映画祭受賞作を続々と配給! NEONのオススメ映画10選

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映画祭受賞作を続々と配給! NEONのオススメ映画10選

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8.『燃ゆる女の肖像』(19)監督:セリーヌ・シアマ




米国では、『パラサイト 半地下の家族』に続いて公開されたNEON作品。『パラサイト 半地下の家族』がパルムドールに輝いた第72回カンヌ国際映画祭で、脚本賞とクィアパルム賞を受賞した。いわば、この年のカンヌ国際映画祭の2大話題作を両獲りした形であり、NEONの“強さ”が感じられる。


18世紀のフランスを舞台に、見合い用の肖像画を依頼された画家と、そのモデルのかけがえのない交流を描いた本作。クラシック・スタイルを感じさせる見事な画作り、ふたりの女性の言葉以上に雄弁な“まなざし”の交錯が、観賞後も深い余韻を残す。観た後に「言語化したくない」と感じさせるほど、心に刻みつく傑作だ。


『燃ゆる女の肖像』を手掛けたセリーヌ・シアマ監督は、これまでの作品もカンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭に絡むなど、実力を評価されてきた人物。新作の『Petite Maman』(21)も、NEONによる米国配給が決まっている。


また、NEONは本作に続いて『ゴッズ・オウン・カントリー』(17)のフランシス・リー監督によるケイト・ウィンスレット&シアーシャ・ローナン共演作『アンモナイトの目覚め』(20)も配給。ブリーカーストリートと共同で立ち上げたDECALではコリン・ファースとスタンリー・トゥッチの共演作『スーパーノヴァ』(20)を世に送り出した。


あわせて読みたい:『燃ゆる女の肖像』映画をつむぐ、女たちの“まなざし”と神話的な愛の記憶





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