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最新!A24のおすすめ映画49選!もはやオスカー常連の気鋭の映画会社

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最新!A24のおすすめ映画49選!もはやオスカー常連の気鋭の映画会社

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A24おすすめ映画49選! 2021~2023





46.『マルセル 靴をはいた小さな貝』(21) 監督:ディーン・フライシャー・キャンプ 90分


映像作家ディーン・フライシャー・キャンプが2010年にYouTubeで発表し、累計5,000万回再生を記録した短編シリーズを長編映画化。映像作家ディーンが引っ越し先で出会ったのは、体長約2.5センチのおしゃべりな貝マルセル。意気投合したふたりは、離ればなれになったマルセルの家族を捜すためにネットを通じて情報提供を呼び掛けるのだが……。


実写とストップモーションアニメを融合させた本作。マルセルとディーンの心温まる交流、マルセルの可愛らしさといったファニーな内容だけでなく、貝の目を通してみた社会や人生観、他者を“消費”するネット社会の功罪や現代におけるメディアの在り方まで言及する奥深いテーマが刺さる。




47.『Pearl パール』(22) 監督:タイ・ウェスト 102分


タイ・ウェスト×ミア・ゴスによる『X エックス』3部作の第2作。『X エックス』の60年前となる1910年代を舞台にした前日譚であり、前作の最狂老婆パールが、なぜシリアルキラーになったのかが明かされる。


銀幕のスターに憧れるも、厳格な母親に監視され、車いす生活の父親の介護に明け暮れるパール。農場に縛り付けられた状況から脱したい彼女の想いは、やがて狂気へと化していく。前作でパールと主人公マキシーンの2役に挑戦したゴスは、本作で若かりし頃のパールを演じるほか、共同脚本と製作総指揮も務めた。引きつったように笑い続ける彼女の怪演は「ミア・ゴスにオスカーを!」「女性版ジョーカー」と評判を呼んだ。


「映画」「戦争」「性」「宗教」「抑圧と解放」といった『X エックス』と通じるキーワードも多数。なお第3作『MaXXXine(原題)』は2024年公開予定とのこと。


あわせて読みたい:『Pearl パール』ペイント・イット・レッド!ペイント・イット・ブラッド!




48.『CLOSE/クロース』(22) 監督:ルーカス・ドン 104分


長編監督デビュー作『Girl/ガール』(18)で、第71回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品され、カメラドール(新人監督賞)を受賞したルーカス・ドン監督の長編第2作。第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門のグランプリに輝いたほか、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた。


13歳の少年レオ(エデン・ダンブリン)とレミ(グスタフ・ドゥ・ワエル)は無二の親友同士。だが、クラスメイトにからかわれたことでふたりの間には距離が生まれてしまい、永遠に思えた関係に亀裂が生じていく――。


冒頭の花畑を2人が疾走していくシーンに始まり、詩情豊かな映像と言葉にならない思春期の脆く儚い心情を映しとった。なお、レオ役のダンブリンは電車内でドン監督に見初められたというシンデレラボーイ。


あわせて読みたい:『CLOSE/クロース』ルーカス・ドン監督 絶望の記憶を映画に“翻訳”する喜び 【Director’s Interview Vol.333】




49.『インスペクション ここで生きる』(22) 監督:エレガンス・ブラットン 95分


海兵隊在職中に映像記録担当としてキャリアを始めた異色の経歴を持つエレガンス・ブラットン監督の長編デビュー作。実体験を基に、海兵隊に志願した青年が四面楚歌の状況に置かれながら生き抜いていくさまをエモーショナルに描き出す。


16歳から10年間ホームレス生活を送っていた青年・フレンチ(ジェレミー・ポープ)は、生きるために海兵隊に志願。しかし訓練初日から教官にしごかれ、ゲイであることが知れ渡ると周囲から差別を受けてしまう――。


本作の特徴は、理不尽な状況下でも決して折れない主人公の精神性。2005年当時の米国&海兵隊のゲイに対する偏見を明かすショッキングな内容ながら、暴力や憎悪に屈せず、周囲からの理解を諦めないフレンチのひたむきさが、爽快感につながっている。




2022年に設立10周年を迎えたA24。今後の日本公開予定作としては、アリ・アスター監督新作『Beau Is Afraid(原題)』や各方面で絶賛を浴びているオカルトホラー『Talk to Me(原題)』、第76回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作『THE ZONE OF INTEREST(原題)』がある。そのほかにも、小規模公開ながらヒットを記録したラブストーリー『Past Lives(原題)』、ソフィア・コッポラ監督の新作『Priscilla(原題)』等、注目作が多数。『ストップ・メイキング・センス』(84)の4Kレストア版の配給も手がける。


この先も、映画ファンの心のよりどころになっていくことだろう。



文:SYO

1987年生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌編集プロダクション・映画情報サイト勤務を経て映画ライター/編集者に。インタビュー・レビュー・コラム・イベント出演・推薦コメント等、幅広く手がける。「CINEMORE」「シネマカフェ」「装苑」「FRIDAYデジタル」「CREA」「BRUTUS」等に寄稿。Twitter「syocinema



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